日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比307.10円安の38104.86円で終了となり、3営業日続落。11営業日連続で陰線となりました。11営業日連続は2012年4月25日〜5月16日(13営業日連続)以来の長さとなります。
引き続き、週末に投開票を控える総選挙で、自民党が想定以上に苦戦。与党で過半数議席確保が微妙な情勢との報道が多くなり、日本の政局の先行きに不透明感さが強まる中、引き続き上値の重い展開となりました。
前日に割り込んだ25日平均線がレジスタンスとして意識され始める中、200日平均線に加えて、75日平均線も下回って終了。安値で37987.62円を付ける場面もみられたものの、円相場が152円台に乗せる中、輸出関連株などに買いが入り、終値で辛くも38000円を維持しております。
とは言え、NACDがデッド・クロスとなる中、9月9日の安値35247.87円から10月15日の高値40257.34円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準38343.72円や200日平均線を割り込んだだけに、節目の38000円を維持出来ない様だと、半値押し水準37752.61円辺りまで下げて来ることも想定されます。
なお、本日は東京地下鉄(東京メトロ)が、東証プライム市場に上場されました。初値は公開価格(1200円)を大きく上回る1630円でした。幅広い層の買いが集まり、売買代金は上場株で首位となり、時価総額は一時1兆円を超え、2024年で最大の新規株式公開(IPO)となっております。
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