日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比565.68円安の32773.02円で終了となり、3営業日続落。昨晩発表された経済指標の発表を受けて、世界景気の先行き懸念が再燃する中、リスクオフ姿勢が強まった様です。アジア株の下落に加えて、引き続き7月7、10日は指数連動型上場投資信託(ETF)の分配金捻出による大規模な売りが出る見込みで、需給悪化への警戒も株安に拍車をかけた模様。一時32637.72円まで下げる場面も見られるなど、7営業日ぶりに33000円を割り込んで終了しております。
テクニカル的にも、前日の5日平均線に続いて、25日平均線も維持出来ず。MACDが下げ基調を強める中、明日も25日平均線を下回る様ですと、直近安値32306.99円を意識した動きになることも想定されます。
投資部門別売買動向(海外投資家)
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なお、JPXのデータによると、6月第4週(6月26日-6月30日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は1979億円の売り越しでした。売り越しは3週連続。なお、現物は3041億円の買い越し、先物は5021億円の売り越しでした。
個人は1095億円の売り越し。事業法人は116億円の売り越しで、8週ぶりに売り越しに転じました。
年金基金の売買動向を反映するとされる信託銀行は864億円の売り越し。2週連続で売り越しております。引き続き、月末や四半期末を控えて、年金基金によるリバランス(資産配分の見直し)に伴う売りが出た様です。
投資部門別売買動向(個人)
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