日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比185.96円安の38535.70円で終了となり、3営業日続落。米大統領選でのトランプ氏の勝利に加えて上院、下院とも共和党が多数派を占めることが確実になり、「トリプル・レッド」となることで景気刺激策の遂行が迅速になるとの見方から、高値で39084.44円を付けるも、円安が進み日銀が年内に追加利上げに踏み切るとの観測が拡がる中、39000円辺りでは戻り売りを浴びた様です。また、前日に割り込んだ25日平均線がレジスタンスとして意識された模様。

改めて上値の重さが意識され始める中、トランプ次期政権の要職人事が相次いで明らかになる中、対中強硬派の起用が目立っていることから、追加関税が周辺国の景気を冷やしかねないといった警戒感から売りが拡がり、前日の安値38600.26円を下回り、38535.70円まで下げる場面も見られております。

10月24日の安値37712.19円から11月7日の高値39884.01円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の61.8%押し水準38541.83円を割り込みつつあるだけに、200日平均線を維持出来ない様ですと、心理的節目の38000円割れを試すことも想定されます。

 

 

 

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