日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比11.58円安の35466.17円で終了となり、3営業日続落。引き続き相場の過熱感が意識される中、買い方の利喰い売りに押された様です。米国株の下落が続いていることや、前日に続いて、上海市場に上場する日本株ETFの売買が一時停止となったことも嫌気された模様。

とは言え、テクニカル的には、相対力指数(RSI)は68.90%まで低下。25日平均線との上方乖離率も4.88%まで低下し、節目の5%を下回るなど、指数の調整が進んでおります。なお、200日平均線との上方乖離率は11.21%(いずれも1月18日時点)。MACDの上昇が鈍化する中、しばらくは35000円台で揉み合うことが想定されますが、明日は1月10日と11日の間に空けたギャップ(窓)を埋めに行くか注目されます。

なお、日本政府観光局(JNTO)が1月17日に発表した2023年通年の訪日外国人客数は2506万6100人と、前年比6.5倍倍増加。コロナ前の2019年比では約8割まで回復しております昨年12月は273万4000人で、コロナ禍以降で最多となりました。

2023年訪日客の旅行消費額は5兆2923億円で、過去最高を更新。政府が目標として掲げていた通年5兆円を初めて突破しております。消費の目的別では宿泊費が最も多く、買い物よりも体験を重視する傾向が強まっている様です。

 

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