日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比452.75円安の32571.03円で終了となり、3営業日続落。FOMC(米連邦公開市場委員会)声明を受けて、米金融引き締めの長期化観測が再燃する中、投資家のリスクオフ姿勢が強まった様です。一時32550.65円まで下げる場面も見られております。

FOMCに続いて、今晩は英中銀の金融政策委員会(MPC)、明日は日銀金融政策決定会合が開催されるため、積極的に買いづらい地合いが続きそうです。

MACDの上昇が鈍化する中、8月18日の安値31275.25円から9月15日の高値33634.31円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準32733.15円や75日平均線を割り込んだだけに、明日は半値押し水準32454.78円や8月18日を起点としたアップ・トレンドを維持出来るか注目されます。

なお、日本政府観光局(JNTO)が9月20日に発表した8月訪日客数は215万6900人でした。コロナ禍前の2019年同月の85.6%まで回復したものの、中国は36.4%にとどまっております。

中国は9月29日から10月6日まで国慶節の大型連休を迎えます。中国政府は東京電力福島第1原子力発電所の処理水放出に反発しており、訪日客の動向への影響を占うものとなりそうです。

 

訪日外国人客数

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