日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比258.55円高の28041.48円で終了となり、反発。3月10日以来、3週ぶりに28000円台を回復しております。
米欧の金融システムを巡る信用不安が和らいでいることに加えて、東京証券取引所が、PBR（株価純資産倍率）が1倍を下回る上場企業に対し、改めて株価水準を引き上げるための具体策の開示を求めたことが好感された様です。なお、直近で1倍割れは約1800社あります。
今月初めに2800円台を回復した際も短命に終わるなど、28000円台では戻り売りが出易いと見られておりますが、過去10年間（2013年～2022年）で、外国人投資家は4月に平均9667億円買い越しており、買い越し額は年間で11月（1兆4140億円）に次ぐ大きさ。2020年を除いて、9回買い越している“特異月”となっており、押した場目では海外投資家への期待感から買い拾われそうです。
なお、国内の金価格は、現物・先物共に再び最高値を更新しております。大手地金商の田中貴金属工業が発表した小売価格は前日比133円高の1グラム9385円、買い取り価格も同133円高の9265円と、いずれも約2週間ぶりに最高値を更新しております。金標準（中心限月）も同78円高の8437円で終了。一時8463円を付けるなど、最高値を更新しております。
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