日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比433.77円高の38487.90円で終了となり、4営業日ぶりに反発。前日に長い下ひげを引いたことを受けて、買い拾われた様です。ギャップ(窓)を埋める動きになる中、38256.93円まで買い進められる場面も見られております。
日米共に、来週は自律反発の動きが出て来そうです。とは言え、MACDがデッド・クロスとなる中、一目均衡表の雲の下限を割り込んで来ております。加えて、トレンド転換のサインとも言われる雲の捻じれも意識され始める中、来週も上値の重い展開が想定されます。
節目の38000円を割り込む様ですと、4月19日の安値36733.06円から5月20日の高値39437.16円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の61.8%押し水準37766.03円割れを再度試しそうです。ただ、自社株買いに加えて、個人を中心に押し目を買い拾う動きは根強く、安値は引き続き買い拾われ易いと見られております。
なお、米MSCIの株価指数「グローバルスタンダード指数」の構成銘柄の定期入れ替えに伴う売買が発生し、東証プライム市場の売買代金は7兆7612億円と、2022年4月のプライム移行後で最高となっております。
経済産業省が発表した4月鉱工業生産指数速報値(2020年=100、季節調整済み)は101.6と、前月比0.1%低下しました。米航空機大手ボーイングの機体の飛行中の破損事故や、ダイハツ工業の不正認証に伴う工場の稼働停止などが要因。生産の基調判断は「一進一退ながら弱含んでいる」に据え置いております。
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