日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比178.67円安の32315.99円で終了となり、4営業日ぶりに反落。高値で32533.08円を付ける場面も見られたものの、昨晩発表された9月米消費者物価指数が市場予想よりもやや強い内容となり、米長期金利が上昇したため、買い方の利喰い売りに押された様です。緊迫する中東情勢への警戒感が根強いことも上値を重くした模様。

最近は米長期金利の動向に左右される場面が多く、来週も引き続き米経済指標やFRB高官の発言が注視されそうです。テクニカル的には、90日平均線でレジスタンスを受け始めている様に見えますが、MACDがゴールデン・クロスとなった上に、円安基調に伴う2023年4-9月期の企業決算への期待は根強く、押し目は買い拾われそうです。目先は、10月12日に10営業日ぶりに32000円台を回復。25日平均線を上抜く中、9月15日の高値33634.31円から10月4日の安値30487.67円の下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の61.8%戻し水準32432.29円を上抜くことが出来るか注目されます。

 

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