日経平均株価
↓クリックすると拡大します↓
投資部門別売買動向はこちら
日経平均株価は前営業日比279.51円安の38787.02円で終了となり、4営業日ぶりに反落。
トランプ米政権の関税政策を巡り、世界景気の先行き不透明感が増す中、相場を押し上げる力は弱い上に、テクニカル的に、MACDが下げ基調を強める中、25日平均線や一目均衡表の雲が引き続きレジスタンスとして意識される中、高値は39007.94円に留まっております。
冬のボーナス増加を背景に昨年12月実質賃金が2ヶ月連続でプラスとなったことや、日銀高官らのインフレを巡る発言を踏まえて、日銀が早期に追加利上げを行うとの見方が市場で拡がる中、円高基調が強まっていることも上値を重くしている模様。
トランプ米大統領と習近平国家主席が近く電話協議すると見られており、その結果次第で上下どちらにも動きそうですが、このまま25日平均線を上抜くことが出来ない様だと、再度200日平均線割れを試すことも想定されます。
なお、総務省が発表した2024年の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は月額の平均が30万0243円と、物価変動の影響を除いた実質で前年比1.1%減少。2年連続でマイナスとなっております。同時に発表された昨年12月の消費支出は35万2633円と、実質で前年同月比2.7%増加。5ヶ月ぶりにプラスに転じ、2022年8月(5.1%増)以来の高い伸びとなっております。
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。