日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比172.96円安の32204.33円で終了となり、4営業日ぶりに反落となりました。8月10日に7月米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることに加えて、国内市場は金曜日が休場となることから、ポジション調整の動きが強まった様です。また、米地方銀行の格下げなどを受けて、昨晩の米国市場で金融株が売られた流れで、国内の銀行株にも売りが出た模様。
テクニカル的にも、前日に一目均衡表の雲や25日平均線のレジスタンスを確認した形となり、上値の重さが意識される中、次の材料待ちでしばらく揉み合いが続くことも想定されます。
なお、中国国家統計局が発表した7月中国消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.3%低下。2021年2月以来、2年5ヶ月ぶりにマイナスに転じましたす。景気が伸び悩む中、需要が低迷しており、デフレ懸念が高まっております。
また、7月中国卸売物価指数(PPI)は4.4%低下。マイナス幅は前月(5.4%低下)から縮小したものの、10ヶ月連続でマイナスとなっております。
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