日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比395.20円安の38937.54円で終了となり、4営業日ぶりに反落。39000円も割り込んで終了しております。米長期金利の上昇を受けて、昨晩の米国市場で主要3指数が揃って反落となったことや、前日に39000円台を回復した達成感から、買い方の利喰い売りに押された様です。
国慶節に伴う大型連休明けとなった上海総合株市場は、追加景気対策への期待感から大幅続伸でスタートしたものの、当局からは市場が期待していたような財政支出策は打ち出されなかったため、一転して失望売りを浴びる展開となりました。そのため、国内市場も安川電機や資生堂など中国関連銘柄を中心に売りが拡がり、38817.54円まで下げる場面も見られております。
なお、中国国家発展改革委員会は記者会見を開催したものの、内容は今までの景気対策の振り返りなどが中心で、市場で期待が強まっていた早期の追加財政支出については言及せず。
9月27日に39829.56円、前日7日に39560.78円まで買い進められたものの、7月19日以来の40000円台を回復出来ず。上値の重さが意識される中、明日も39000円を割り込む様だと、再度200日平均線辺りまで下げて来る可能性もありそうですが、安値は引き続き買い拾われることが想定されます。
財務省が発表した8月国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引、投資収益の状況を示す経常収支は前年同月比65.8%増の3兆8036億円の黒字でした。黒字は19ヶ月連続で、単月として過去最大。配当金や利子収支を示す第1次所得収支の黒字額も過去最大となり、全体を押し上げた模様。
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