日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比285.88円高の32619.34円で終了となり、4営業日続伸。8月2日以来約1ヶ月ぶり高値で終了しております。8月ADP全米雇用報告で、米非農業部門雇用者数は前月比17.7万人増と、市場予想(20.0万人増)を下回った上に、前月(改定値、37.1万人増)と比べて増加幅が半減。また、2023年4-6月期米GDP(国内総生産)改定値は前期比2.1%増と、速報値(2.4%増)から下方修正されたため、市場でFRBによる追加利上げ観測が後退。米長期金利が低下する中、買われた様です。

8月中国製造業PMIが市場予想を上回ったことも好感された模様。一時32692.76円を付けるなど、一目均衡表の雲を上抜いて終了しております。

なお、中国国家統計局が発表した8月中国製造業PMI(購買担当者景況指数)は、前月比0.4ポイント上昇の49.7でした。3ヶ月連続で上昇したものの、景気の拡大・縮小を判断する節目の50を5ヶ月連続で下回っております。同時に発表されたサービス業の動向を示す非製造業ビジネス活動指数は前月比0.5ポイント低下の51.0と、5ヶ月連続で低下。

 

投資部門別売買動向(海外投資家)

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JPXのデータによると、8月第4週(8月21日-8月25日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は1057億円の売り越しとなりました。売り越しは2週連続。年初からの累計買い越し額は7兆5763億円となっております。なお、現物は2046億円の売り越しと、2週連続で売り越しとなった一方、先物は989億円の買い越しとなっております。

個人は924億円の売り越しに転じております。年初からは累計2兆1788億円の売り越し。

事業法人は1830億円の買い越し。年初からの累計買い越し額は2兆7384億円。

年金基金の売買動向を反映するとされる信託銀行は66億円の買い越しと、10週ぶりに買い越しております。年初からは累計5兆6903億円の売り越し。

 

投資部門別売買動向(個人)

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