日経平均株価

↓クリックすると拡大します↓

 

日経平均株価は前営業日比758.59円高の32708.48円で終了となり、4営業日続伸。10月18日以来の32000円台を回復しております。先週末に発表された米雇用統計を受けて、米長期金利が低下する中、日本の長期金利も低下。半導体株を中心に買い進められる中、一時32766.54円を付けるなど、上げ幅は今年最大となりました。

Wボトム型が意識され始める中、前回上昇を阻まれた90日平均線を上抜いて、10月13日の高値32533.08円や一目均衡表の雲を突破しております。MACDの上昇が続く中、9月20日以来の33000円台を回復出来るか注目されます。

なお、日銀の植田和男総裁は名古屋市で講演し、2%物価上昇目標について「見通し実現の確度が少しずつ高まってきている」との認識を示しております。ただ、賃金と物価の好循環に

つながるかどうか不確実性が高いため、持続的・安定的な目標実現は「十分な確度を持って見通せる状況にはなお至っていない」とも述べ、粘り強く金融緩和を継続する方針を示しております。。

また、日銀は金融政策決定会合議事要旨(9月21、22日開催分)を公表。会合で委員から、来年初めでの物価目標達成の見極めのほか、現在の大規模金融緩和策について「出口に向けた準備、環境整備を進めることが重要だ」として、政策の正常化に関する意見が出されたことが明らかとなりました。

 

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。