日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比539.00円高の38183.26円で終了となり、4営業日続伸。3月26日以来以来の38000円台を回復し、2月27日以来2ヶ月半ぶり高値で終了しております。

米中両政府が相互に課していた追加関税の引き下げで合意したことが好感されて、投資家心理が改善する中、昨晩の米国市場で主要3指数が揃って大幅高となったことを受けて、買いが先行。前日にレジスタンスを受けた様に見えた200日平均線や一目均衡表の雲を上抜いて、一時38494.06円まで上昇する場面も見られております。

ただ、大台を回復した達成感から、次第に買い方の利喰い売りに押される形となり、高値を維持することは出来ず。MACDは引き続き上昇基調であるものの、本日はギャップ(窓)を空けて上昇したことに加えて、長い上ひげを引いて終了しただけに、急ピッチな上昇に対する警戒感が強まる可能性もありそうです。目先は200日平均線を維持出来るか注目されます。なお、東証株価指数(TOPIX)は13営業日続伸。13営業日続伸は、2009年8月以来15年9ヶ月ぶりとなります。

なお、日銀は金融政策決定会合(4月30、5月1日開催分)の主な意見を公表。政策委員の1人は「米関税政策の展開がある程度落ち着くまでは様子見モードを続けざるを得ない」と言及。また「利上げの一時休止局面になるが、過度な悲観に陥ることなく、柔軟な金融政策運営が求められる」など、世界経済の減速懸念から当面はさらなる金利引き上げを見送るべきだとの意見が複数あった様です。一方で、「実質金利は大幅なマイナスで、利上げしていく方針は不変だ」といった指摘もあった模様。

 

 

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