日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比312.62円高の39958.87円で終了となり、4営業日続伸。人工知能(AI)向け投資に対する期待が高まる中、昨晩の米国市場で主要3指数が揃って続伸したことが好感された様です。一時40036.07円まで上昇し、1月8日以来の40000円台に乗せる場面も見られております。
ただ、日銀金融政策決定会合の結果発表を控える中、買い方の利喰い売りに押された様で、終値で1月7日以来の40000円台を回復することは出来ずとなっております。
本日より、日銀金融政策決定会合が始まっておりますが、今年の春闘では昨年に続いて大幅な賃上げが期待できることに加え、トランプ米政権発足後も金融市場の混乱が起きていないことから、今会合で昨年7月に続く追加利上げを決めるとの見方が、市場では多くなっております。なお、政策金利を現行の0.25%程度から0.50%に引き上げられれば、2008年10月以来、約17年ぶりの高水準となります。
なお、財務省が発表した2024年貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は5兆3326億円の赤字でした。赤字は4年連続だが、赤字幅は前年(9兆5221億円)から大幅に減少しております。
輸出額は前年比6.2%増の107兆0913億円。半導体等製造装置や自動車が伸びたことで、比較可能な1979年以降で最高を更新。輸入額は1.8%増の112兆4238億円。米国からのパソコンなどが増えた一方、石炭や原油などの輸入が減少しております。
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