日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比716.10円安の38474.30円で終了となり、4営業日続落。昨年11月29日以来、1ヶ月半ぶり安値で終了。米政府が1月13日に人工知能(AI)向け先端半導体の輸出規制見直し案を発表したことを受けて、半導体関連株を中心に売られる展開となりました。

また、先週末に発表された昨年12月米雇用統計が市場予想を大幅に上回る内容になったことを受けて、FRBが利下げに慎重になるとの見方が拡大。米長期金利の上昇が続く中、国内の長期金利も上昇しており、相対的に株式の割高感も嫌気された様です。

日銀の氷見野副総裁が、横浜市で開催された金融経済懇談会での講演で、1月23、24日に開催される金融政策決定会合で、同会合で公表する経済・物価見通しなどをもとに「利上げをするかどうか政策委員の間で議論し、判断したい」と述べたことから、早期利下げに対する懸念も再燃した模様。

テクニカル的にも、昨年9月9日を起点としたアップ・トレンドに次いで、75日・200日平均線を割り込んだことで下げ幅を拡大。昨年12月19日の安値38355.52円を下回り、一時38305.91円まで下げる場面も見られております。MACDがデッド・クロスとなっただけに、このまま一目均衡表の雲を下抜ける様ですと、38000円割れを試すことも想定されます。

 

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