日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比669.61円安の2万6568.03円で終了となり、4営業日続落。10月13日以来、約2ヶ月ぶり安値で終了しました。
日銀金融政策決定会合で、現行の大規模な金融緩和策を一部見直し、0%程度に誘導する長期金利の変動幅を従来のプラスマイナス0.25%から同0.50%に拡大することを決定したことが「ネガティブ・サプライズ」となり急落。下げ幅は10月11日(714.86円)以来の大きさとなりました。日銀の緩和修正によって円高が急速に進む中、輸出関連株を中心に全面安の展開となっております。
テクニカル的には、MACDがデッド・クロスとなる中、200日平均線や一目均衡表の雲を下抜けただけに、3月9日の安値24681.74円から8月17日の高値29222.77円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の61.8%押し水準26416.41円を維持出来ない様だと、再度26000円割れを試すことも想定されます。ただ、25日平均線の乖離率がマイナス4.69%まで拡大しており、一段安となった場合売られ過ぎ感が高まりそうです。
日経平均株価と25日平均線との乖離率
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