日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比29.72円安の38444.58円で終了となり、5営業日続落。前日に引き続き、米国の対中半導体規制強化や日銀の利上げに対する警戒を背景に、軟調な地合いが継続。2営業日連続で200日平均線を下回って終了。安値は38316.01円に留まり、前日の安値38305.91円を維持したものの、テクニカル的にMACDが下げ基調を強める中、一目均衡表の雲を下抜けて終了しております。

目先は昨年12月米消費者物価指数(CPI)の結果に注目が集まりそうですが、相対力指数(RSI)は1月15日終了時点で41%と、目安の30%には届いていないため、下げ余地があると見れば、このまま38000円割れを試すことも想定されます。一方で、東証プライム市場の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割った騰落レシオ(25日移動平均)は1月14日終了時点で82.31%と、「売られ過ぎ」の目安とされる80%に迫っており、そろそろ押し目買いも入り易い水準と言えそうです。

なお、日銀の植田総裁は全国地方銀行協会が開いた「新年の集い」で、1月23、24日に開催される金融政策決定会合で、「利上げを行うかどうか議論して判断する」と発言。前日の氷見野副総裁の発言を踏襲しております。

 

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