日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比4.61円安の39594.39円で終了となり、5営業日続落。5営業日続落は2023年9月28日〜10月4日以来の長さ。
昨晩の米国市場でハイテク株を中心に買われる展開となり、主要3株価指数が揃って反発に転じたことが好感された様で、買いが先行。前日に約1ヶ月ぶり安値を付けたことから、自律反発を見込んだ買い狙った買いも入った様で、一時39927.89円まで買い進められる場面も見られております。
ただ、40000円台を回復することが出来なかったことから、次第に買い方の利喰い売りや戻り売りに押される展開になった模様。企業の決算発表が今後本格化することから、様子見ムードも強かった様です。
4月19日の安値36733.06円から7月11日の高値42426.77円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の半値押し水準39579.92円辺りでは買い拾われているものの、テクニカル的にMACDがデッド・クロスを維持する中、上値の重い動きが続いております。25日平均線もレジスタンスになりつつある様です。円安基調が続く中、主要企業の決算発表への期待感が高まっておりますが、期待通りに好決算が相次ぐか注目されます。
なお、自民党の茂木幹事長は東京都内で講演し、日銀の金融政策に関して「段階的な利上げの検討も含め、正常化する方向で着実に進める方針をもっと明確に打ち出すことが必要だ」と述べております。自民幹部が金融政策に公の場で注文を付けるのは異例。
茂木氏は「過度な円安は日本経済にマイナスになるのは明らかだ」と指摘。「異次元の金融緩和を順次正常化していくというマーケットへの発信が必要だ」と強調しております。
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