日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比548.48円高の31075.36円で終了となり、6営業日ぶりに反発に転じました。一時31083.90円を付けるなど、31000円台を回復しております。米長期金利の上昇が一服したことを受けて、昨晩の米国株が反発したことに加えて、前日までの5営業日で1800円強下落していた反動で自律反発狙いの買いが入った様です。
テクニカル的にも、前日に相対力指数(RSI)が30%割り込み、25日平均線との下方乖離率も6%を突破するなど、売られ過ぎ感が強まっておりました。
米民間雇用サービスADPが昨晩発表した9月全米雇用報告によると、非農業部門雇用者数(政府部門を除く)は前月比8.9万人増と、市場予想(15.3万人増)を大幅に下回り、伸び幅は2021年1月以来、約2年8ヶ月ぶり低水準に留まりました。そのため、労働需給が緩和して来ているとの見方が拡がっているものの、6日に発表される9月米雇用統計の内容を見極めたいとの雰囲気もあり、積極的な株買いは手控えられた模様。目先は、31000円台を維持しつつ、3日と4日の間に空けたギャップ(窓)を埋める動きとなるか注目されます。
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