日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比480.34円高の30573.93円で終了となり、6営業日続伸。バイデン米大統領が野党・共和党のマッカーシー下院議長と会談し、債務上限問題について合意に近づいたとの見方が拡がる中、昨晩の米国株が大幅高になったことに加えて、円安基調が強まる中、引き続き買い進められた様です。ただ、一時30667.13円を付けるも、2021年9月14日の高値30795.78円には届かず。
日経平均株価と25日平均線
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引き続き、30795.78円を意識した動きが続きそうですが、テクニカル的に東証プライムの値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割って求める騰落レシオは5月17日時点で143.31%と「買われすぎ」とされる120%を大幅に上回って推移しており、5月18日時点で相対力指数(RSI)が80.75%まで上昇。25日平均線との上方乖離率も5.74%と、「買われ過ぎ」の目安とされる5%を上回り、高値警戒感も出始めております。
なお、財務省が発表した4月貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は4324億円の赤字となりました。21ヶ月連続で赤字となったものの、原油や液化天然ガス(LNG)の価格高騰が一服したことで輸入額が27ヶ月ぶりに減少し、貿易赤字は前年同月の半分に縮小したております。
投資部門別売買動向(海外投資家)
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なお、JPXのデータによると、5月第2週(5月8日-5月12日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は7828億円の買い越しでした。買い越しは6週連続。
一方、個人は3918億円の売り越しで、2週連続で売り越しております。事業法人は296億円の買い越し。年金基金の売買動向を反映するとされる信託銀行も1735億円の売り越しで、6週連続で売り越しております。
投資部門別売買動向(個人)
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