日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比203.60円安の28416.47円で終了となり、3営業日ぶりに反落。米有力地銀ファースト・リパブリック・バンクからの大規模な預金流出が明らかとなり、米中堅・中小銀行の経営不安が再燃。投資家のリスクオフ姿勢が強まる中、昨晩の米国株が大幅安となったことを受けて、日本株も売られる展開となった様です。

前日に年初来高値を更新したことに加えて、引き続き日米の主要企業の決算発表を控えている上に、月末に植田新体制で初めての日銀金融政策決定会合を控える中、テクニカル的にも東証プライムの値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割って求める騰落レシオは4月25日時点で146.53%と「買われすぎ」とされる120%を大幅に上回り、高値警戒感が拡がる中、買い方の利喰い売りに押される展開となった模様。一時28319.77円まで下げる場面も見られるなど、4月14日以来、8営業日ぶりに節目の28500円を割り込んで終了しております。

このままMACDがデッド・クロスとなる様だと、4月6日の安値27427.66円から4月21日の高値28778.37円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準28262.40円割れを試す展開となることも想定されます。

 

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