日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比817.47円高の28263.57円で終了となり、3営業日ぶりに反発。10月米消費者物価指数(CPI)が前年同月比7.7%上昇と、今年1月以来の低い伸びとなり、市場予想(8.0%上昇)も下回ったため、FRBが利上げペースを減速させるとの見方が急拡大。投資家心理が上向く中、11月11日に終値ベースでは9月13日以来の28000円台を回復しております。

今週は急ピッチな上昇であっただけに、来週は買い方の利喰い売りも出てきそうですが、相対力指数(RSI)は11月11日時点で61%と、相場の過熱感はまだ無い様に見えます。

日本企業の決算がピークを迎える中、自社株買いの取得枠は高水準で推移しており、逆張りの傾向が強い個人に加えて、押した場面では自社株買いが価格を下支えするとの見方も出ているだけに、昨年9月14日と今年8月17日を結んだダウン・トレンドを形成することなく、9月13日の高値28659.76円を意識した動きが続くか注目されます。

 

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