米ドル・円(5分足)

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日銀は金融政策決定会合で、現行の大規模な金融緩和策の維持を全会一致で決定。現在0%程度に誘導している長期金利について、許容する上限を0.50%程度に据え置きました。

市場の一部では海外勢を中心に昨年12月の会合に続いて緩和政策の修正を行うとの見方が根強く、米ドル・円は127円台まで円高が進んでおりましたが、日銀の発表を受けて急速にドルが買い戻されており、130円台を回復して来ております。公表前は128円台半ばで推移しておりました。

なお、最新の景気予測である「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」が公表され、2022年度の物価上昇率見通し(生鮮食品を除く)を3.0%に引き上げております(昨年10月時点は2.9%)。2023年度は1.6%で据え置き、2024年度は1.8%(昨年10月時点は1.6%)に引き上げました。

この後、3時30分から黒田総裁の記者会見が予定されております。

 

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