日銀短観
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日銀が発表した9月全国企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業製造業でプラス9と、前回6月調査から4ポイント改善しました。改善は2四半期連続。自動車生産の回復や原材料高の一服が寄与。大企業非製造業は4ポイント改善のプラス27と、1991年11月以来約31年10ヶ月ぶり高水準となっております。経済活動の回復を受け6四半期期連続で改善しております。
一方、先行きは原材料価格の再高騰や海外経済の減速などへの懸念も出ている様です。大企業製造業はプラス10と小幅な改善にとどまり、非製造業はプラス21への悪化を見込んでおります。DIは、業況が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」を引いて算出する。調査期間は8月29日~9月29日。
なお、全規模全産業の2023年度想定為替レートは1ドル=135.75円で、前回6月調査時点(132.43円)から円安方向に修正されております。
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