日本の政策金利
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日銀は6月13、14日の両日に金融政策決定会合を開催。短期金利の誘導目標を「0.00~0.10%程度」で据え置くことを決定しました。また、現在「月間6兆円程度」としている国債買い入れの減額方針を決定。次回の7月会合で今後1~2年程度の具体的な減額計画を定めるとしております。
日銀は3月のマイナス金利政策解除に続き、「量的引き締め」にも移行し、金融政策の正常化をさらに進めていくことになります。日銀は公表文で、減額の理由について「市場において長期金利がより自由な形で形成される」と説明しております。なお、中村審議委員が反対した模様。
国債の買い入れ額は現在、月間6兆円程度。減額を進めれば、2013年からの異次元緩和で約600兆円に膨らんだ日銀の国債保有残高は今後、緩やかなペースで縮小していく見通し。
なお、このあと15時30分から植田日銀総裁の記者会見が予定されております。
日銀の国債保有残高
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