世界の金準備

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有力産金業界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が、国際通貨基金(IMF)のデータを基に発表したレポートによると、昨年11月の公的機関の金準備は前月比155.5トン減少の36165.3トンと、8ヶ月ぶりに減少に転じました。公表されている金保有国ベスト100で前月から増加させた国は12ヶ国、減少させた国は2ヶ国。最も増加した国はポーランドで21.0トン増加、最も減少した国はシンガポールで5.2トン減少。

国別にみると、中国は7ヶ月ぶりに増加に転じました。既報通り、中国人民銀行(中央銀行)によると、昨年11月も10.3トン積み増した模様。

ロシアは7ヶ月連続で増減は無し。インドは2023年10月以来、13ヶ月ぶりに減少に転じております。トルコは同3.0トン増と、18ヶ月連続で増加。カザフスタンは同5.1トン増と、2ヶ月連続で増加。ウズベキスタンは同9.0トン増と、4ヶ月ぶりに増加しております。

欧州では、ポーランドは同21.0トン増と、9ヶ月連続で増加。チェコは同1.6トン増と、21ヶ月連続で増加。セルビアは同0.3トン増と、2ヶ月連続で増加。また、ジョージアは7.1トンと、保有ベスト100入りに初登場しております。

アジアでは、シンガポールが同5.2トン減少。一方、フィリピンは同0.8トン増、モンゴルは同3.1トン増となっております。

中東では、エジプトが同0.1トン増、ヨルダンが同4.1トン増となっております。また、アフリカではガーナが同1.2トン増と、2ヶ月連続で増加となりました。

 

中東諸国の金準備

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東南アジア諸国の金準備

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東欧諸国の金準備

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