世界の金準備
↓クリックすると拡大します↓
・世界の外貨準備はこちら
有力産金業界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が、国際通貨基金(IMF)のデータを基に発表したレポートによると、2024年12月の公的機関の金準備は前月比48.04トン増加の36213.30トンと、増加に転じました。公表されている金保有国ベスト100で前月から増加させた国は11ヶ国、減少させた国は4ヶ国。最も増加した国はキルギスで10.6トン増加、最も減少した国はカザフスタンで11.2トン減少。
国別にみると、中国は2ヶ月連続で増加。ロシアは8ヶ月連続で増減が無く、インド、トルコも増減がありませんでした。カザフスタンは同11.2トン減と、3ヶ月ぶりに減少に転じております。ウズベキスタンは同0.3トン増と、2ヶ月連続で増加。
欧州では、チェコは同0.8トン増と、22ヶ月連続で増加。セルビアは同0.3トン増と、3ヶ月連続で増加。ポーランドは10ヶ月ぶりに増減がありませんでした。また、キルギスは同10.6トン増加。ベラルーシは同0.1トン減少。
アジアでは、シンガポールが同2.7トン減と、2ヶ月連続で減少。一方、フィリピンは同0.7トン増と、2ヶ月連続で増加。また、台湾は同1.2トン増と、昨年6月以来6ヶ月ぶりに増加に転じております。
中東では、イラクが同10.0トン増と、3ヶ月ぶりに増加に転じております。また、カタールは同1.3トン増と、5ヶ月ぶりに増加に転じました。UAEは同1.5トン増加。昨年6月以来の増加となっております。ヨルダンは同1.2トン減少。また、アフリカではガーナが同1.2トン増と、3ヶ月連続で増加しております。
中東諸国の金準備
↓クリックすると拡大します↓
東南アジア諸国の金準備
↓クリックすると拡大します↓
東欧諸国の金準備
↓クリックすると拡大します↓
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。