中国PMI
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中国国家統計局が12月31日に発表した昨年12月中国製造業PMI(購買担当者景況指数)は50.1と、前月比0.2ポイント低下。4ヶ月ぶりに低下に転じたものの、景気の拡大・縮小を判断する節目の50は3ヶ月連続で上回りました。項目別では、需要の強さを示す新規受注が51.0と、前月比0.2ポイント上昇、供給の強さを示す生産は52.1と、前月比0.3ポイント低下したものの、4ヶ月連続で節目の50を上回りました。
なお、同時に発表されたサービス業の動向を示す非製造業ビジネス活動指数は52.2と、前月比2.2ポイント上昇。節目の50は24ヶ月連続で上回っております。
受注は上向いたものの、内外での需要不足の兆候で先行きは不透明な情勢。国務院発展研究センターの張立群研究員は「供給過剰による需要の不均衡は依然として深刻である」と述べております。
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