フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)
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昨晩の米国市場で、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は前営業日比6.8%下落。1日の下落率としては「コロナショック」に見舞われた2020年3月18日(9.8%下落)以来4年4ヶ月ぶりの大きさとなりました。
前日にも書いた様に、米ブルームバーグ通信が米国が対中半導体規制でさらに厳しいルールを検討していると同盟国に伝えたと報じたことが嫌気された模様。また、トランプ前米大統領が米ブルームバーグ通信とのインタビューで、「台湾は米国に防衛費を支払うべきだ」と述べたと報じられたことで、半導体市場の先行き不安が強まった模様。
一方で、ダウ工業株30種平均は6営業日続伸。昨晩は1年8ヶ月ぶりの上げ幅となり、連日で最高値を更新しております。米景気の軟着陸(ソフトランディング)が意識され始める中、テック以外の株を見直す動きが強まっており、投機資金が割安株に流入している模様。
米主要株価の比較
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