四半期別 法人企業統計調査
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財務省が12月2日に発表した2024年7-9月期法人企業統計調査によると、全産業(金融業と保険業を除く)の経常利益は前年同期比3.3%減の23兆0124億円だった。前年同期は過去最高益を記録したが、今回は自動車など輸送用機械が落ち込み、7四半期ぶりの減益となった。
経常利益は、製造業が15.1%減の8兆1021億円と、4四半期ぶりに減益となった。非製造業は4.6%増の14兆9102億円で、15四半期連続で増益となった。サービス業が配当収入の増加などで64.3%増。情報通信業はデジタル投資の増加などが寄与し、10.8%の増益だった。
設備投資は8.1%増の13兆4110億円と、14四半期連続で増加。半導体の需要増加に伴う生産能力増強投資で情報通信機械が21.0%増となったほか、駅周辺の開発投資などで運輸・郵便業が32.7%増となった。売上高は2.6%増の377兆2965億円。7-9月期としての過去最高を更新した。
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