ゴムRSS(中心限月、日足)
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ゴムRSS3(中心限月)は、産地タイで天候不順が続き、農作業に支障が出ているとの懸念が拡がる中、週明け17日に急伸となり、8月30日以来の370円台を回復。9月19日に8月30日の高値380.3円を上抜き、381.6円まで買い進められて年初来高値を更新するも、高値を維持することは出来ず。本日は370円を割り込んで終了しております。
このまま380円超えに手間取る様ですと、Wトップ型が意識されて行きそうです。370円台を回復出来ずに、9月5日の安値345.3円から9月16日の高値381.6円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準367.7円を割り込む様ですと、半値押し水準363.5円辺りまで下げて来ることも想定されます。
その場合、8月6日を起点としたアップ・トレンドを維持出来るかが焦点となりそうですが、国内在庫は逼迫しており、安値は引き続き買い拾われそうです。
なお、JPXが集計した9月10日時点の生ゴム(RSS)市場指定倉庫在庫は3425トンで、8月31日時点(3894トン)に比べて469トン減少。減少は14旬連続(入庫は253トン、出庫は722トン)。昨年11月30日時点(3195トン)以来の低水準となっておっります(前年同時期の在庫は8132トン)。
ゴムRSS市場指定倉庫在庫
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