白金製錬業の英ジョンソン・マッセイ(JM)社が、5月16日に発表した「PGM Market Report」を参照に、白金とパラジウムの需給データを比較してみました。
なお、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、対ロ制裁が強まる中、ロシアからの供給が見通せないとし、共にロシア生産量、世界生産量、総供給量、需給バランスは公表されておりません。
白金とパラジウムの需給
2022年 |
前年比 |
2022年 |
前年比 |
|||
鉱山生産量 | – | 鉱山生産量 |
– |
|||
(南アフリカ) |
130.8㌧ |
-8.8% |
(南アフリカ) |
77.3㌧ |
-6.3% |
|
(ロシア) |
– |
– |
(ロシア) |
– |
– |
|
リサイクル量 |
50.6㌧ |
-1.9% |
リサイクル量 |
99.9㌧ |
-4.5% |
|
総供給 | – | – | 総供給 |
– |
– |
|
自動車触媒需要 |
87.7㌧ |
19.8% |
自動車触媒需要 |
261.6㌧ |
0.9% |
|
宝飾品需要 |
45.0㌧ |
-2.1% |
宝飾品需要 |
2.9㌧ |
2.2% |
|
触媒を除く産業需要 |
81.7㌧ |
-10.9% |
触媒を除く産業需要 |
47.7㌧ |
-1.3% |
|
投資需要 |
-2.9㌧ |
– |
投資需要 |
0.0㌧ |
– |
|
総需要 |
211.6㌧ |
0.7% |
総需要 |
315.6㌧ |
0.5% |
|
需給バランス |
– |
需給バランス |
– |
※豊トラスティ証券調べ、2022年はJM社の予測
※2022年のロシア及び世界生産量、ネット・バランス、総供給は未発表
※小数点以下は四捨五入につき、合計は必ずしも一致しない
※前年比は2021年と2022年の比較
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