米ドル・円
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米ドル・円は、7月24日に145.85円まで円高が進むも、120日平均線がサポート・ラインとして意識される中、ドルが買い拾われて反発。
FOMC(米連邦公開市場委員会)で、FRBは市場の想定通り5会合連続で金利を据え置いたものの、声明公表後の記者会見でパウエルFRB議長が9月の利下げに関して「何も決めていない」と明言を避け、タカ派な姿勢を示したことから、FRBの早期利下げ観測が後退。
一方で、日銀は金融政策決定会合で現行の金融政策の維持を決定。声明公表後の記者会見で植田総裁が、現状の円相場について「物価に直ちに大きな影響があるとはみていない」と言及したため、日銀の早期利上げ観測が後退。日米金利差縮小観測が後退する中、円売りドル買いの動きが強まり、7月31日に150円台を回復する場面もみられております。
石破首相の退陣が不可避な情勢とみられる中、次期政権は財政拡張的な政策をとるとの見方は多く、「悪い金利上昇」への懸念から、ドルが買い拾われ易い地合いが続きそうです。
目先は6月米雇用統計の結果次第の展開となりそうですが、1月10日の158.88円から4月22日の139.88円の下げ幅をフィボナッチリトレースメントで見た場合の半値戻し水準149.38円を上抜いただけに、200日平均線を維持しつつ、150円台を回復出来るかが焦点となりそうです。
米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、大口投機家のIMM通貨(円)のネット・ロングは7月22日時点で10万6645枚。依然として買い越し幅は高水準となっており、150円台を回復しつつ、61.8%戻し水準151.62円も突破するようですと、巻き戻しの動きが強まり、一段と円安が進む可能性がありそうです。
IMM円のネット・ロング
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