米ドル・円

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米ドル・円は、FRB高官からタカ派な発言が相次ぐ中、円売りドル買いの動きが強まっていましたが、昨晩発表された米経済指標が依然として米景気が底堅いことを示唆する内容だったことから円売り・ドル買いの動きが加速。約半年ぶりに一時140円台を回復しております。

なお、最新週の米新規失業保険申請件数は22.9万件と市場予想(24.5万件)を下回り、2023年1-3月期米実質GDP(国内総生産)改定値は季節調整済み年換算で前期比1.3%増と、速報値(1.1%増)から上方修正され、市場予想(1.1%増)も上回りました。

日銀の植田総裁が、金融緩和を当面継続することを示唆する発言を繰り返し、日銀による金融緩和政策修正への期待が薄れる一方、FRBによる追加利上げ観測が拡がる中、日米の金融スタンスの違いから、日米金利差の拡大期待が改めて強まっている様です。

 

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