米ドル・円(5分足)

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時事通信は、日銀が3月18、19日の両日に開催する金融政策決定会合で、一部出席者がマイナス金利政策の解除が妥当だと意見表明する見通しであると報じております。日銀の正副総裁、審議委員で構成する政策委員9人のうち、過半数の5人以上の委員が賛成すれば解除が決定し、2007年以来17年ぶりに利上げに踏み切る可能性があります。

市場ではマイナス金利解除は4月の会合で決定されるとの見方が多いものの、消費者物価指数は、1年半以上にわたり目標としている2%を上回って推移。また、今年の春闘で昨年を上回る賃上げへの機運が高まる中、賃金と物価の好循環が実現するとの期待も高まっております。なお、会合直前の3月15日に、連合が春闘での賃上げ率について第1回回答集計結果を発表する予定。

このヘッド・ラインを受けて、米ドル・円は149円台前半まで円高が進んでおります。

 

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