米ドル・円

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米ドル・円は、159円を中心に200日平均線と120日平均線のレンジで推移。世界的に金利上昇が続く中でジリジリと円安が進み、8月18日に159.78円まで上昇するも、160円台には届かず。一方、米財務省が償還期間が10年以上の国債の買い入れ消却(バイバック)を倍増すると発表したことを受けて米長期金利が低下し、主要通貨に対してドルが売られる中、19日に158.04円まで円高が進む場面も見られるも、実需を中心にドルが買い拾われて、翌20日に159円台に戻してきております。

ベッセント米財務長官の金利上昇を抑制のためなら何でもやるという姿勢を受けて、当局による円買い介入への警戒感が再び強まっているようです。一方で、中東情勢の緊迫化に加えて弱気なファンダメンタルズ(基礎的条件)に変化はなく、レンジを脱し切れない状態が続いております。

テクニカル的にもMACDが揉み合いを示唆し始める中、ボリンジャー・バンドもバンドの拡大が一服し始めているため、引き続き159円を中心に200日平均線と120日平均線のレンジで推移しそうです。

来週は米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」が開催されます。会議ではウォーシュFRB議長の講演が予定されていることから、徐々に様子見ムードが強まりそうです。また、月末にかけて20ヶ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議も開催される予定。

最後に、米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、大口投機家のIMM通貨(円)のネット・ロングは8月11日時点でマイナス4万2085枚。2週連続で円の売り越し幅が縮小。売り越し幅は介入前の7月28日時点(マイナス16万3412枚)から大幅に縮小しているものの、実需のドル買いが強く、円高の進行は限定的となっております。

 

IMM円のネット・ロング

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◆7月貿易統計:3ヶ月連続で赤字

財務省が8月20日に発表した7月貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は6345億円の赤字でした(前年同月は1563億円の赤字)。赤字は3ヶ月連続。
自動車や半導体の輸出が堅調だった一方、輸入は米国からの原油調達額が15倍超に急増。イラン情勢の緊迫化を受けた中東以外からの代替調達が進んだ模様。大幅な円安も背景に、輸出入額は共に比較可能な1979年以降の最大を更新しております。

輸出額は前年同月比23.2%増の11兆5118億円、輸入額は27.8%増の12兆1463億円でした。なお、原油輸入量は5.5%増と、4ヶ月ぶりにプラスに転じております。輸入額は87.8%増加。

 

日本の貿易収支

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