米ドル・円
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米ドル・円は、日米が協調して為替介入の前段階にあたるレートチェックに動いたとの観測が浮上する中で円高が進み、1月27日に152.08円を付けるなど、昨年10月29日以来の円高水準となる場面も見られております。ただ、ベッセント米財務長官が円相場を支えるための為替介入を強く否定。「強いドル政策を支持している」と発言したことから、ドルが買い拾われて反発。
トランプ米大統領がFRBの次期議長に最終候補者の中では「タカ派」とみられている元理事のケビン・ウォーシュ氏を指名したことを受けて、FRBによる早期利下げ観測が後退したことから円売り・ドル買いが進み、2月2日に155円台を回復しました。高市首相が衆院選の街頭演説で、外国為替資金特別会計(外為特会)の運用について円安で「ホクホク状態」と発言したことが「円安容認」と受け止められた模様。
その後も、2月8日に投開票日を迎える衆院選で、自民党が圧勝するとの見方が強まる中、高市首相が財政拡張的な政策を進め易くなるとの見方が拡がり、157円台まで円安が進んでおります。
テクニカル的にも、MACDがゴールデン・クロスとなる中、一目均衡表の雲を上抜いただけに、レートチェック観測が高まる直前に付けた159円、次いで2024年7月以来の160円台に乗せることも想定されます。ただ、160円付近では、政府・日銀による円買い介入への警戒感が再燃しそうで、大台達成後は円が買い戻されそうです。
なお、米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、大口投機家のIMM通貨(円)のネット・ロングは1月27日時点で前週比1万0896枚増加のマイナス3万3933枚と、2週連続で増加。ただ、3週連続でネット・ショートとなっております。
IMM円のネット・ロング
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