米ドル・円

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米ドル・円は、日銀の早期利上げ観測に加えて、トランプ米政権の関税政策が世界経済に与える悪影響への警戒感が拡がる中、円が買い戻され易くなっている様です。200日平均線がレジスタンスとして意識され始める中、このまま120日平均線をも割り込んで行く様だと、150円割れを試すことも想定されます。

なお、米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、大口投機家のIMM通貨(円)のネット・ロングは2月11日時点で前週比3万5847枚増加の5万4615枚と、4週連続で増加。2週連続でネット・ロングとなり、昨年10月1日時点(5万6772枚)以来の大きさとなっております。内訳をみると、ロング(円買い)が同3万9474枚増加の14万4158枚と、5週連続で増加した一方、ショート(ドル売り)は同3627枚増加の8万9543枚と、4週ぶりに増加に転じております。

 

IMM通貨円、ネット・ロング

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