米ドル・円
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米ドル・円は、2月7日に150.92円まで円高が進む場面もみられたものの、120日平均線がサポート・ラインとして意識されたようで、ドルが買い拾われて反発。MACDが下げ止まりの動きを見せる中、200日平均線を上抜く様ですと、一目均衡表の雲の下限や90日平均線辺りまで上昇する可能性もありそうです。
とは言え、先週発表された昨年12月実質賃金が2ヶ月連続でプラスとなったことや、日銀高官らのインフレを巡る発言を踏まえて、日銀が早期に追加利上げを行うとの見方が市場で拡がる中、日米金利差縮小観測から155円が近づくにつれて円を買い戻す動きが強まることが想定されます。
なお、米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、大口投機家のIMM通貨(円)のネット・ロングは2月4日時点で前週比1万9727枚増加の1万8768枚と、3週連続で増加。6週ぶりにネット・ロングに転じております。
内訳をみると、ロング(円買い)が同7875枚増加の10万4684枚と、4週連続で増加した一方、ショート(ドル売り)は同1万1852枚減少の8万5916枚と、3週連続で減少しております。
IMM通貨円、ネット・ロング
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