米ドル・円
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米ドル円は、7月14日に137.23円まで下げる場面も見られるも、90日平均線や200日平均線を下回ることは出来ず。突っ込み売り警戒感が拡がる中、ドルを買い戻す動きが強まり、本日の東京時間に139円台を回復して来ております。
日銀の植田総裁がインドで開かれていた20ヶ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議後に、持続的・安定的な2%の物価目標の達成には「まだ距離があるという認識がこれまであり、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)のもとで粘り強く金融緩和を進めてきた」と述べ、緩和継続の姿勢を示したことから、来週の金融政策決定会合で政策修正に動くとの観測がやや後退。金融引き締めを続けるFRBとの金融政策の差が改めて示され始めている様です。
目先は、一目均衡表の雲の切り上がりに沿って下値も切り上げることが出来るかが焦点となりそうです。また、6月30日の145.07円から7月14日の137.23円の下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%戻し水準140.22円を上回ることが出来るか注目されます。
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