ミシガン大、消費者態度指数
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米ミシガン大学が11月7日に発表した消費者調査によると、11月米消費者態度指数(暫定値)は50.3と、前月(確報値、53.6)から低下。4ヶ月連続で低下となり、2022年6月(50.0)以来3年5ヶ月ぶり低水準となっております。なお、現況指数は52.3(前月は58.6)、期待指数は49.0(前月は50.3)でした。
ミシガン大の調査担当者は、「政府閉鎖が1ヶ月以上続いていることを受けて、消費者は経済への悪影響を懸念し始めている」と指摘。「景況感の低下は、年齢や所得、政治的所属を問わず、人口全体に広く見られた」と述べております。
1年先の物価見通しを示す予想インフレ率は4.7%と、前月(4.6%)から上昇。5年先の予想は3.6%と、前月(3.9%)から低下。
ミシガン大、米期待インフレ率
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なお、NY連銀が11月7日に発表した10月米消費者調査によると、1年先の期待インフレ率は3.24%と、前月(3.38%)を下回り、4ヶ月ぶりに低下に転じました。中期的な見通しを示す3年先の期待インフレ率も3.00%(前月は3.05%)と、5ヶ月ぶりに低下。ただ、長期的な見通しを示す5年先の期待インフレ率は3.00%と、前月(2.97%)から上昇。昨年5月(3.00%)以来の高水準となっております。いずれもFRBが物価目標とする2%を上回る水準が続いております。
NY連銀、米期待インフレ率
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