NY原油

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昨晩のNY原油(中心限月)は、前営業日比4.13ドル安の80.75ドルで終了。米国とイランが戦闘を終結し、ホルムズ海峡の開放で合意したとの報が重しとなり、3営業日続落。中心限月としては3月4日以来、約3ヶ月半ぶり安値で終了。一時79.70ドルまで下げる場面も見られております。

米政府高官は6月15日、トランプ米大統領とバンス副大統領、イランのガリバフ国会議長が戦闘終結の覚書に署名したことを明らかにしました。署名式はスイスで19日に行われる予定で、米国からはバンス米副大統領が出席する模様。

覚書の詳細は24〜48時間以内に公表される見込みで、イランはホルムズ海峡を通航料なしで60日間開放、米国も対イラン海上封鎖を解除するとしております。また、同海峡での機雷除去の作業に時間を要するものの、「30日以内に正常化する」との見通しを示しました。イランのタスニム通信も15日に、イランが船舶への通行料徴収を60日間免除する方針とした上で、海峡は19日の署名後に開放されると報じております。

また、覚書署名に伴う見返りとして、イランの在外資産の凍結解除には一切応じなかったと強調。対イラン制裁の緩和に応じるかどうかは核放棄に向けた「行動次第だ」と述べております。イラン再建に向けて、3000億ドル規模の基金創設を議論していることも明らかにしました。

トランプ米大統領は同日、訪問先のフランス東部エビアンで記者団に対し、「イランは核兵器を保有しないと全面的に同意した」と強調。バンス米副大統領も複数の米メディアに出演し、覚書が「電子署名」で14日に行われたと表明。ホルムズ海峡が「長期にわたり無料で開放されると期待している」と述べ、通航再開について60日間の技術的協議の中で議論すると語っております。

 

 

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