米国産穀物の作付面積

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米農務省(USDA)は3月28日に、2024年米農産物の作付意向面積報告を発表。

米国産コーンの作付面積は前年比5%減の9003万6000エーカーと予測。市場予想平均9177万6000エーカー(9000万~9347万2000エーカー)を大幅に下回り、予想の下限に近い数字となりました(前年は9464万1000エーカー)。2月のアウトルック・フォーラムの見通し(9100万エーカー)も下回っております。48州のうち38州で減少か横ばいと予想。主産地では、アイオワが2%減、イリノイが3%減、ネブラスカが1%減となる見込み。

米国産大豆の作付面積は前年比3%減の8651万エーカーと予測。市場予想平均8653万エーカー(8535万~8800万エーカー)とほぼ同水準でした(前年は8360万エーカー)。2月のアウトルック・フォーラムの見通し(8750万エーカー)は下回っております。29州のうち24州で増加か横ばいと予測。主産地では、イリノイが1%増、アイオワが3%増、ミネソタが2%増となる見込み。

米国産全小麦の作付面積は前年比4%減の4749万8000エーカーと予測。市場予想平均4733万エーカーを上回りました(前年は4957万5000エーカー)。2月のアウトルック・フォーラムの見通し(4700万エーカー)も上回っております。調査は主に3月第1、2週に全米の約7万1800人の農家を対象に実施されたもの。

 

米国のコーン在庫(3月1日時点)

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米農務省は3月28日に、米農産物の四半期在庫報告(3月1日時点)を発表。

米国のコーン在庫は前年同時点比13%増の83億5000万ブッシェルと、市場予想平均(84億2700万ブッシェル)を下回りました。内訳は、農場内が24%増の50億8000万ブッシェル、農場外は1%減の32億7000万ブッシェル。2023年12月~2024年2月の消費量は前年同期比12%増の38億2000万ブッシェル。

米国の大豆在庫は前年同時点比9%増の18億5000万ブッシェルと、市場予想平均(18億2800万ブッシェル)を上回りました。内訳は、農場内が24%増の9億3300万ブッシェル、農場外が3%減の9億1200万ブッシェル。2023年12月~2024年2月の消費量は前年同期比13%減の11億6000万ブッシェル。

米国の小麦在庫は前年同時点比16%増の10億9000万ブッシェルと、市場予想平均(10億4400万ブッシェル)を上回りました。内訳は、農場内が20%増の2億7200万ブッシェル、農場外が14%増の8億1600万ブッシェル。2023年12月~2024年2月の消費量は前年同期比10%減の3億3400万ブッシェル。

 

米国の大豆在庫(3月1日時点)

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