米国産穀物の作付面積
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米農務省は3月31日に、2023年米農産物の作付意向面積を発表。コーンは前年比4%増の9200万エーカーと予測。市場予想平均9088万エーカー(8767万7000~9205万エーカー)を大幅に上回り、予想の上限に近い数字となりました(前年は8860万エーカー)。48州のうち40州で増加か横ばいと予想。主産地では、アイオワ、イリノイがそれぞれ2%増、ネブラスカが1%減と見込んでおります。
大豆は前年比微増の8750エーカーと予測。市場平均8824万2000エーカー(8735万~8962万エーカー)を下回りました(前年は8750万エーカー)。29州のうち15州で増加か横ばいと予測。主産地では、イリノイ、アイオワが共に変わらず。ミネソタが1%増と見込んでおります。
全小麦は前年比9%増の4990万エーカーと予測。市場平均で4885万2000エーカー(4574万4000~4995万エーカー)を大幅に上回り、予想の上限に近い数字となりました(前年は4570万エーカー)。
なお、米農務省は米農産物の四半期在庫報告(3月1日時点)も発表。米国のコーン在庫は前年同時点比5%減の74億0055万3000ブッシェルと、市場予想平均(74億7000万ブッシェル)を下回っております。2022年12月~2023年2月の米消費量は前年同期比12%減の34億2000万ブッシェル。
米国の大豆在庫は前年同時点比13%減の16億8541万8000ブッシェルと、市場予想平均(17億4200万ブッシェル)を下回りました。2022年12月~2023年2月の米消費量は前年同期比11%増の13億4000万ブッシェル。
米国の小麦在庫は前年同時点比8%減の9億4601万8000ブッシェルと、市場予想平均(9億3400万ブッシェル)を上回っております。2022年12月~2023年2月の米消費量は前年同期比5%増の3億6600万ブッシェル。
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