米年末商戦の小売売上高(11-12月)

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アドビ・アナリティクスは、米感謝祭後に展開されるインターネット通販の大規模セール「サイバーマンデー」に当たる11月28日、米国のオンライン支出額は前年から最大8.5%増加し、過去最高の112億~116億ドルに達する見通しを示しました。なお、品不足を背景に、小売り各社がセールを10月初旬から開始したことが響き、昨年は前年比1.4%減少でした。

今年は根強い高インフレの中、消費者はさらなる割引を求め、買い物を感謝祭後まで待つ動きになっているとしております。ターゲット、メイシーズ、ベスト・バイなど小売り大手各社は、新型コロナウイルス感染拡大前のようにサイバーマンデーを1日限りのイベントに戻す見通し。

なお、アドビによると、年末商戦の幕開けとなるブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日)の11月25日の米オンライン消費額は前年比2.3%増加し、過去最高の91億2000万ドルに上った模様。

米国では、感謝祭翌日の「ブラックフライデー」が年末商戦の幕開けとされますが、全米小売業協会(NRF)は11月3日に、今年の年末商戦売上高(自動車、ガソリン、外食除く)が前年比6~8%増の9426億~9604億ドルになり、前年に続き過去最高を更新するとの見通しを示しております。

 

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