米上院は3月14日に、9月末までの新たなつなぎ予算案を賛成多数で可決。その後、トランプ米大統領の署名を受けて、成立しました。予算切れに伴う政府機関の一部閉鎖は、土壇場で回避されております。
民主党はトランプ米政権による連邦政府職員の大量解雇などに反発し、当初はつなぎ予算案に反対していたものの、同党上院トップのシューマー院内総務が、政府閉鎖による混乱への懸念から一転して賛成する姿勢に転じたため、可決が見込まれておりました。
なお、シューマー氏は3月14日に、「つなぎ予算案はひどい内容だが、政府閉鎖となればトランプ米大統領がより多くの権限を持ってしまう」と指摘。「(それは)もっとひどい選択肢だ」と述べ、方針転換に理解を求めております。
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