米国産穀物の作付面積
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米農務省(USDA)は2月26、27日の両日にアウトルック・フォーラム(年次農産物展望会議)を開催。
2025-2026年度の米国産コーンの作付面積が前年度(9059万エーカー)比約4%増の9400万エーカーと予測。市場予想平均値(9360万エーカー)も上回りました。米農務省は「コーンは大豆や綿花、ソルガム(モロコシ)といった競合作物に比べて価格が有利であるため、最も作付面積が増加すると見込まれている」としております。
平年並みの天候になるとの前提でイールドを181.0ブッシェル(ベースライン)、収穫面積を8610万エーカーとして試算すると、収穫高は過去最大の155億8500万ブッシェル(前年度は148億6700万ブッシェル)、期末在庫は19億6500万ブッシェル(前年度は15億4000万ブッシェル)になる見込み。また、輸出高は前年度比5000万ブッシェル減の24億ブッシェルと予測しております。
2025-2026年度の米国産大豆の作付面積が前年度(8705万エーカー)比4%減の8400万エーカーと予測。市場予想平均値(8440万エーカー)も下回りました。
平年並みの天候になるとの前提でイールドを52.5ブッシェル(ベースライン)、収穫面積を8320万エーカーとして試算すると、収穫高は過去4番目の規模となる43億7000万ブッシェル(前年度は43億6600万ブッシェル)、期末在庫は3億2000万ブッシェル(前年度は3億8000万ブッシェル)になる見込み。また、輸出高は前年度比4000万ブッシェル増の18億6500万ブッシェルと予測。
なお、2025-2026年度の米国産小麦の作付面積は前年度(4608万エーカー)比2%増の4700万エーカーと予測しております。
検索用/トウモロコシ作柄、トウモロコシ、エルニーニョ、スーパーエルニーニョ、干ばつ
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