米大手銀行6行の純利益（四半期別）
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米大手銀行6行の2022年4-6月決算が出揃い、純利益は前期に続いて全行で2桁の減益となりました。インフレの長期化や政策金利の大幅な引き上げを踏まえて、不良債権処理に備える貸倒引当金の計上が相次ぎ、利益を圧迫した様です。
金利上昇で融資の採算は改善した半面、投資銀行部門の不振が目立っております。FRBの過度な引き締めを警戒した大幅な株安や金利の上昇で、株式・社債の新規発行やM&A（合併・買収）といった企業活動が停滞し、各行の投資銀手数料はおおむね半減した模様。
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