FF金利と米10年債利回り

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週後半に、毎年恒例のカンザスシティー連銀主催の国際経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」を控える中、ドル高が再び進んでおります。

市場の一部では、来年の早期利下げを予想する向きがある様ですが、FRB高官による積極的な利上げを支持する発言が相次いでおります。そのため、8月26日の講演で、パウエル議長も「タカ派」なコメントを出すとの警戒感が強まる中、米長期金利が上昇。約1ヶ月ぶりに3%台を回復しております。

なお、米長期金利の上昇を受けて、日米金利差拡大を期待した円売り・ドル買いの動きが強まる中、米ドル円は一時137.65円を付け、1ヶ月ぶりの円安水準を付けております。また、ユーロは対ドルで7月中旬以来約1ヶ月ぶりに再びパリティー(等価)割れとなりました。

 

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